ご予約はなくても大丈夫です。

AGAとは

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で、【男性型脱毛症】の意味です。男性型脱毛症は、思春期以降に頭頂部や生え際等が薄くなっていきます。

日本では1,260万人の人がAGAと言われてており、薄毛や抜け毛がゆっくりと進行していきます。何らかのケアを行ったことがあるのは1,260万人中の650万人と言われています。半数の人は何もせずAGAが進行してしまう状態になっています。AGAを放っておくとヘアサイクルが乱れ髪の毛は減り続け、徐々に薄くなっていくことになりますので、早めのケアが重要になります。

AGAの原因と治療

AGAの原因物質と言われているのが、ジヒドロテストステロン(DHT)と言われる男性ホルモンで、実際にAGAを発症した方の頭皮を調べた結果ジヒドロテストステロンの数値が一般的な数値より高いという結果が確認されています。毛髪は毛母細胞が細胞分裂を繰り返し成長していきます。通常のヘアサイクルでは4~6年かけて太く長く成長し抜けていきますが、ジヒドロテストステロンが毛母細胞の働きを低下させてしまうと、ヘアサイクルが乱れ、毛髪が成長できずに1~2年の細く短いまま抜け落ちてしまい薄毛になっていきます。

 

現在のAGA治療には複数の選択肢があります。AGA治療薬、自毛植毛、AGAメソセラピー(頭皮注射)などがあげられます。特に近年はAGA治療薬を用いての治療がポピュラーになって来ています。

AGA治療薬として、2005年12月に【プロペシア(フィナステリド)】、2016年6月に【ザガーロ(デュタステリド)】が発売されています。

特にプロペシアには国内ジェネリックが発売され、以前より経済的な負担も大きく減ったこともAGA治療薬を選択する方が増えた要因と言えるでしょう。また、プロペシア(フィナステリド)はミノキシジルと併用することも可能なので、2つを同時に使用すれば効果も高くなるでしょう。

 

先ほども言いましたが、現在のAGA治療には選択肢があります。乱れたヘアサイクルを元に戻すにはどうしても時間が掛かってしまいます。AGAは治療期間が長くなることが多いので、経済的な理由や治療効果も含めて、自分に1番合っているものを選択することが大事です。

AGAにはストレスも大敵です。とりあえず話を聞いてみたい、ちょっとAGA治療の相談をしてみたい、という感じでお気軽にご来院ください。

プロペシア(フィナステリド)

プロペシアは厚生労働省の認可を受けているAGA治療薬です。発毛抑制作用をもつ、ジヒドロテストステロンの生成を阻害して、AGAの進行を妨げる効果があります。日本皮膚科学会のAGA診療ガイドラインで、推奨度A(行うよう強く勧められる治療)に指定されています。

当院では、プロペシアのジェネリックである【フィナステリド】の処方を行っております。

ザガーロ

2016年6月に販売が開始された新しいAGA治療薬です。主成分デュタステリドは5α-還元酵素の1型・2型両方に効果があり(プロペシアは2型のみ)、ジヒドロテストステロンの生成をより強く抑えられることから効果の期待も高いとされています。24週までの検証の結果プロペシアの約1.6倍の発毛効果があるとされています。

ミノキシジル

大正製薬から発売されているリアップに含まれている成分です。ミノキシジルには血管の拡張効果があり、塗布することで血流を良くして毛母細胞の細胞分裂を促進します。