早漏治療

早漏はプリリジー(ダポキセチン)を用いた治療が世界的にもスタンダードになっています。プリリジーが登場する前には早漏防止法として様々な方法が早漏治療として行われていました。有名なのが『スクィーズ法』や『セマンズ法』です。スクィーズ法は、射精寸前で亀頭を強く押さえつけるなどのトレーニングを行うものもあり、場合によっては『逆流性射精』などが起こってしまう事もあるのであまりおすすめはできません。スクィーズ法もセマンズ法も即効性は期待できないので、トレーニングをしてもすぐに効果が現れるわけではないので、根気よくトレーニングを続ける必要があります。

 

プリリジーが登場する以前は、カウンセリングや先ほど言ったようなスクィーズ法などの早漏防止法、包茎手術などが主な治療法でした。満足出来る効果を得られた方は多くなく、早漏治療の満足度は決して高いものではありませんでした。『包茎の手術をすると早漏が治る』という話を耳にすることもありますが、包茎手術で早漏が改善するという明確な医学的根拠はありません。包茎手術ではありませんが、亀頭近くの皮膚の一部を落とすことによって感覚を部分的に低下させ、早漏改善をする手術があります。しかし、この手術も感覚低下が早漏改善に必ずしも効果があるとは言い切れないところがあります。

 

冒頭でも触れましたが、現在はプリリジー(主成分:ダポキセチン)を用いての早漏症治療が主流になっています。プリリジーは世界60ヵ国以上で認可され、30ヵ国以上で使用されています。海外では数百万人の使用実績があり、安全性や有効性は立証されています。

プリリジーは使用することで射精に至るまでの時間を延長する効果があります。最大で【3~4倍】の時間の延長が確認されています。また、1回目の使用よりも2回目、3回目の方がより効果が出やすいことが確認されています。1度の使用では効果をあまり実感できない場合でも、複数回使用することで、安定した効果が得られるようになります。

 

プリリジーにはいくつか頻度は高くありませんが副作用が確認されています。症状としては、頭痛・めまい・嘔吐・下痢・倦怠感・のどの痛み・口渇・蕁麻疹などです。起立性低血圧を引き起こすことがあります。複数回服用することで症状が出なくなる方も多いです。

 

対症療法にはなりますが、局部麻酔薬であるリドカインを陰茎に塗布することで、感度を落とし射精時間を遅延すると言った方法もありますが感度が落ちてしまうことにより快感度は大きく下がります。スプレータイプの『リドカインスプレー(リドスプレー)』、ゼリータイプの『リドカインゼリー』などがありますが、先ほど言ったように対処療法になるので、根本的な早漏改善にはなりません。根本的な治療を考えるようであれば『プリリジー』の使用を考えた方がいいでしょう。


早漏治療薬

プリリジー 60mg 1錠 ¥4,500-
 プリリジージェネリック 60mg 1錠 ¥950-
キシロカインゼリー 1本(約6回分) ¥1,200-
パキシル 20mg 院外処方